闘うイラストーリー・ノベルスマガジン『ファウスト』9月5日発売。
第1号の執筆陣は舞城王太郎、佐藤友哉、西尾維新、飯野賢治、東浩紀、他。
前から3名は最近話題の若手作家たち。ものすごく若さあふれる雑誌になりそうです。そして、飯野賢治氏にも期待しています。小説家としては未知数ですが、数年前に出版された自伝は、よくある有名人の自伝のように、自慢たらたらではありましたが、楽しく読ませてくれるものでした。また、飯野氏のゲーム『Dの食卓』、『エネミー・ゼロ』は、ゲームの新しい可能性を感じさせてくれるものでした。この2作に特徴的なのは、、苦痛や緊張感といったネガティブな感覚を、リアルに取り込むことに成功していているということです。自分の母親を殺す場面を見せられる『Dの食卓』、弾数だけでなく、セーブ回数の制限まで厳しく、ものすごい緊迫感に晒され続ける『エネミー・ゼロ』。これらは、爽快感を与えてくれるただのゲームではなく、小説的な要素も取り込まれた、非常におもしろい作品だったと思います。
Posted by yatsu at September 3, 2003 12:39 PM