『デーモン君のソース探検』
Posted by yatsu Sat, 07 Feb 2004 04:32:57 GMT
氷山素子『デーモン君のソース探検』という本を発見しました。 BSD Magazineで連載されていたものです。
passwdやlocateのような、基本的なコマンドのソースを対象に、ソースを探したり調べたりするにはどうすればいいのかを説明している良書。 UNIXとCを覚えて、本格的にプログラミングを始めたくらいのレベルの人にお薦め。
……なのだけど、上に書いたような、対象読者とか本の内容紹介がまったく書かれていません。 「はじめに」も「あとがき」もないし、著者紹介もありません。 UNIXもCも知らない人がこの本を手に取ったら、何の本なのか全然わからないと思います。
目次のつぎに、いきなり序章。 デーモン君の入学式の絵があって、その下に、デーモン君が中学校に入学したと書かれています。 その次のページはいきなりこれ。
先生:中学校の授業では、プログラムのソースを読みます。NetBSD 1.6のソースを教材にしますので、cvsで取ってきてください。今は意味がわからなくてもいいですが、言う通りにやってくださいね。
デーモン君たちは、自分のノートブックを開けて、先生に言われるがまま、NetBSDのソースを取り始めました。
デン:うーんと、rootになって/usr/に行くんだね。えい!
% su Password: # cd /usr
……すごすぎ……。 本の紹介も対象読者も書かれていないのに、いきなりこれです。 CVSの説明もNetBSDの説明もなし!
いい本なんですがねぇ……。 せめて、何も知らずに手に取った人に、どんな本なのか教えてあげてくださいよ。
