Posted by yatsu Thu, 17 Mar 2005 16:09:56 GMT
フリーソフトウェア・プロジェクトに参加していないことの言い訳 より
私が応募者に必ず尋ねる質問の一つに、 「フリーソフトウェア・プロジェクトに参加したことがありますか」 というのがあります。 「ない」というのが大多数で、 決まって 「時間がないので」と言います。 応募者はほぼ学生なんですが、 これは絶対に言い訳でしかありません。
人間は起きているあいだ中、ずっとボケーっとしているわけではないので、なんらかの活動はしている。 「時間がない」という発言の意味は、フリーソフトウェア・プロジェクトへの参加よりもやりたいこと・やるべきことがあるということだ。 就職面接のようなときに、「やりたくないから、やってません」とは、ふつう言えない。
上記の質問者の意見は、情報系の人間であったらフリーソフトウェア・プロジェクトに参加するのが良い、もしくは別の活動より優先すべきだという、ひとつの価値観を前提としてしまっているように感じる(そういう価値観の人だけを採用したいのかもしれないけれど)。 たとえ情報系の人間であっても、技術力を磨く方法や社会貢献のしかたは、フリーソフトウェア・プロジェクトへの参加だけではないはずだ。 僕が質問者だったら、フリーソフトウェア・プロジェクトへ参加しているか・いないかで人を判断するのではなく、フリーソフトウェア・プロジェクトよりもその人が重視するものの内容で判断したい。
また、学生だから暇という一方的な決めつけは、例外が多すぎて意味がないように思う。 これは「暇」の捉え方にもよるのだが。 たとえば僕は学生の頃、「週に6日剣道の稽古があるから忙しい」と思っていたけれど、これを人に言っても、「彼は暇だから週に6日も剣道の稽古をしている」としか考えてもらえなかった。
